墓碑銘は世界的に見られる

お墓には様々なものを刻んでいますが、その一つが「墓碑銘」です。
これは故人の経歴や業績などの短い文章のことであり、日本だけでなく世界各国で見られるものです。
この墓碑銘について紹介します。

「墓碑銘」とは故人表すもの

墓碑銘は、日本はもちろん世界中で見られるものであり、紀元前3000年ほど前から存在していると言われています。
故人の経歴や業績といった短い文章のことをいうのが一般的ですが、広義的には墓石に彫刻された全ての文字を指すこともあります。
墓石には様々な墓碑銘が刻まれていますが、それを見る限りどのような言葉でもいいような気がしますが、実際のところはどうなのでしょうか?
結論から言えば、故人を表すものであればどのような言葉でも問題ありません。
故人を表すものとしては、具体的には「○○家之墓」、「○○家先祖代々之墓」、「故人の戒名や経歴・業績」、「生前に故人が残した言葉」、「故人に対する手向けの言葉」、「南無阿弥陀仏などのお経の一部」、「故人を思うポエム」などが挙げられます。
これ以外でも、故人を表すものであれば何でも構いません。
墓石には様々な墓碑銘を刻むことができますが、大切なのはあくまでも「故人を表すもの」であることを忘れてはいけません。

墓碑銘の価格

故人を表すものであれば墓碑銘を刻むことができますが、気になるのは価格ではないでしょうか。
墓碑の価格も千差万別で、国産はもとよりそれ以外の国の石や、厚みなどによっても大幅に変動します。
大体の相場としては、50,000~200,000円くらいとされています。
また故人の戒名だけであれば、30,000~50,000円程度が相場と言われていますので、初めての方はそれを参考にしてみましょう。

墓石にある、故人の経歴や業績と言った短い文章が墓碑銘であり、日本を含む世界各国で使用されています。
日本では刻む文字によって料金が異なりますが、ある程度の相場がありますので参考にできるでしょう。
不明な点は石材店など、専門の業者に相談することをおすすめします。