墓石のデザインはどれがおすすめなの?

墓石は亡くなった人の遺骨を納め、供養を行う場所になります。
これまでは先祖代々のお墓を受け継ぎ、自分の子供や孫に引き継いでもらうことが普通でした。
しかし最近では核家族化が進んでいて、個人や夫婦単体でお墓を作るのが主流になりつつあります。
そこでお墓を作るときの墓石のデザインについて紹介していきます。

墓石のデザイン

墓石には、和型と洋型、デザイン墓石といった種類が存在します。
日本人にとってなじみ深いデザインは和型のデザインになり、江戸時代頃に一般化された伝統的なお墓です。
和型のデザインは4つのパーツに分かれていて、下台や中台、上台や竿石によって作られています。
洋型は主に海外で取り入られているデザインになり、洋一段ストレート型、洋二段ストレート型といった種類があります。
一方のデザイン墓石は和型、洋型のどちらにも当てはまらない墓石になりますので、オリジナリティ溢れるデザインで墓石を作ることができます。

最近は洋型やデザイン墓石が選ばれている

2018年に行われた調査では、和型の墓石でお墓を作った人は全体の35%程度、それに対し洋型の墓石でお花を作った人は44%にまで上ったという結果が出ました。
この割合を見ると、和型のデザインを選ぶ人よりも洋型のデザインを選ぶ人の方が多くなり、洋型のデザインの墓石が主流になりつつあることが分かります。
洋型の墓石はオシャレですし、背が低いのでお墓参りをしたときに清掃がしやすくなるのがポイントです。
デザイン墓石はオリジナルのデザインに仕上げられるということもあり、亡くなった人が好きだったデザインにすることも可能です。
デザイン墓石は通常の墓石よりも高額になってしまうことから、予算の兼ね合いで洋型の墓石を選ぶ人が増えていると考えられます。
デザイン墓石でお墓を作るときは、お寺などによって建てられるところと、建てられないところがあるので、きちんと確認してから作った方が良いでしょう。